革命機ヴァルヴレイヴ(ヴヴヴ)｜ミミズモードの特徴を大量実戦値で解析！朝一は激辛仕様

期待値見える化のだくお(@dakuo_slot)です。

ヴァルヴレイヴを設定変更した際の一部で突入し、丸一日小刻みに±0付近～マイナスで推移する通称ミミズモードが存在します。

本記事ではミミズモードのCZ成功率・ゾーン分布・ボーナス比率・AT平均連チャン数など具体的な数値(実戦値)も公開しています。

「ミミズモードに関する解析は一切出ていないのに、数値化なんてできるわけがない！」

こんな意見もあると思うので、しっかり根拠があるんだということを証明するために、解析手法についても触れています。

ミミズモードはゾーン分布が特徴的

最も分かりやすいミミズモードの特徴の一つに、CZ成功率が異常に高いことが挙げられます。

そこでまずは「終日4000回転以上回っていてCZ成功率が95%以上」という条件で、ミミズモード濃厚台を抽出します。

あえてCZ成功率が上振れしたサンプルを抽出しているので期待値計算には使えませんが、CZ成功率と相関関係のない各数値(ゾーン分布・ボーナス比率・AT性能など)の解析には問題なく使えます。

ハマるほどCZ成功しやすいみたいな機種だと話は変わりますが、ヴヴヴは基本的にどこで当たってもCZ成功率やAT性能はほぼ同じですからね。

検証したい項目をサンプルの抽出条件に“含めない”のがポイント！

これがミミズモード0スルーのゾーン分布とほぼ等しくなります。

ミミズモード以外の200G以内振り分けは約35%、251～400Gの振り分けは約21.4%といずれも3倍ほど差があるので、空き台からミミズモードを見抜く際には十分参考になります。

ちなみにCZ成功率95%以上なのでミミズモードの中でも上振れしているはずですが、この条件でも一台あたりの平均差枚マイナス1320枚・勝率は約10%なのでかなり厳しいスペックですね。

ボーナス比率・AT当選率・AT性能

同じサンプルでボーナス・AT関連についても検証していきます。

革命ボーナスからATに突入しづらい点についてはあまりネット上でも噂されていないですが、解析値の55%より明らかに下振れしています。(ホールド当選率が冷遇されている？)

朝一ボーナスorATまでは激辛仕様

さらに同じサンプルで朝一1回目のゾーン分布も集計したところ、面白い傾向が見えてきました。

さきほどの革命ボーナスorAT後0スルーのゾーン分布とはまったく異なる結果で、朝一はミミズモード以外とほぼ同じゾーン分布になりました。

そういえばミミズモードでも朝一はハマりやすい？という報告は、Twitterなどでも導入時からちらほら出ていましたね。

朝一についてより詳しく検証するために、「終日4000回転以上回っていて、朝一ボーナス当選までを除外したCZ成功率が95%以上」という条件で、再度ミミズモード濃厚台を抽出します。

すると朝一のCZ成功率は以下のようになりました。

続いて朝一のボーナス・AT関連。

差枚2400枚で有利区間リセット→ミミズモード脱出というレアケースが起こりづらいように、朝一内部ミミズは激辛仕様になっているようですね。

CZ成功率

次はCZ成功率”以外”でこれまで判明したミミズモード判定に使える各要素(ゾーン分布・AT性能など)を条件に指定して、ゴリゴリのミミズ濃厚台を抽出してCZ成功率を解析します。

簡単に結果だけ。ミミズモードのCZ成功率は89.2%となりました。

今回はCZ成功率を抽出条件に指定していないので、これがミミズモード本来のCZ成功率にかなり近いはずです。

ミミズモードの特徴まとめ

• CZ成功率が異常に高い(約89%)
• 0スルー251～400Gの当選率が高い(振り分け約63%)
• 革命ボーナス比率が高い(約67%)
• 0スルー200G以内の当選率が低い(AT引き戻し除外で振り分け約10%)
• 革命ボーナスからATに突入しづらい(約43%)
• ATが連チャンしづらい(平均1.87連)

液晶400G+前兆のゾーンがかなり強く、またCZ中のハズレ・ベルでの当選率が劇的に上がるので、台を見ていれば判別自体はすぐにできます。

note告知

Twitterで予告していた、わたるさん(@zigokumimi777)とのヴヴヴ共同note、年内には間に合うように製作進めています。

ヴァルヴレイヴの考察はミミズモード選定の精度にかかっているといっても過言ではないですが、これがなかなか厄介で時間がかかってしまいました…。

記事内で行ったように偏った条件でミミズモード濃厚サンプルを抽出しても、それらは期待値計算には使えません。

またミミズモード判定を厳しくしすぎると、ミミズモード以外のサンプルにもミミズモードが一定数紛れ込んでしまい、同じサンプルでもパターンによってミミズモードの割合が変化することでデータに歪みが生じます。

結果ミミズモード以外も含めた全ての期待値計算が狂うだけでなく、モード移行など台の根本的な仕様に関してもまともな考察ができなくなります。

色々試行錯誤してはみたものの、結局はホールデータでのミミズモード判定の精度を上げるしかないという結論になったので、世間は沖ドキGOLDで盛り上がっている中、毎日ミミズのことを考え続けてきました。

もちろん100%完璧は無理なのですが、今回の記事みたいな解析を繰り返し行い、ミミズモードの仕様を隅々まで明らかにすること自体は可能です。

そして最終的にミミズモード以外の台が多少混ざっていたとしても、中身がミミズモード本来の挙動と限りなく一致していれば、そのデータから算出した期待値は実際のミミズモードの期待値とほぼ等しくなるので、今回は限界までその状態に近付けるように努力しました。

この記事では伏せていますが、ミミズモードの「AT引き戻し率」「CZ・決戦ボーナススルー時の初当たり確率」など、狙い目に直結する数値についても同じく解析を行い、期待値計算に反映させています。

さらにわたるさんが集計してくれた実戦データをもとにホールデータでは計算できない液晶ゲーム数なども考慮するなど、かなり実戦的な内容に仕上がりそうなので、ぜひ期待してください！

noteが完成したらTwitterで告知します。noteアカウントはこちら。