スロットで勝つのに資金管理能力は必要ない

お金と電卓

こんにちは、だくおです。

今回のテーマは「資金管理」についてです。

「資金がある程度貯まるまでスロットは打たない方がいい」

半ば常識とされるこの意見に対して、
多少の反論は覚悟の上で、
正直に僕の考えを書いていきます!

それではご覧ください。

資金管理って何?スロットで必要?

資金管理とは、
資金がゼロにならないよう、
リスクを適切にマネジメント(管理)すること
です。

投資の世界などでは、
資金管理の重要性はよく言われていますね。

FXや株ではいくら期待値を稼ごうが、
いくら優位性のある手法を使おうが、
資金ゼロで退場になれば元も子もありません。

ではスロットも投資と同じように、
資金管理能力は必要なのでしょうか?

僕は「必要ない」と考えています。

スロット投資と比べると、
再現性・即金性がずば抜けて高く、
金銭的リスクは低いものです。

交換率に上限があるし、
自分が働く「時間労働」である以上、
大きなリスクを負うことができません。
(同時に大きなリターンも得られません)

投資の場合は10万円でも1000万円でも、
画面上の数字の桁が変わるだけ。
同じ労働力で大きなリスクを負えてしまうから
自分でコントロール(管理)する必要がある
んです。

スロットは良くも悪くもローリスク・ローリターン。
どれだけリスクの高い立ち回りをしようが、
期待値さえ積めていれば勝率は限りなく100%に近づきます。

負けが込んで資金が尽きそうになるのは、
決して資金管理の問題ではありません。

単に立ち回りが間違っているだけです。

資金がゼロになっても問題ない

「資金がある程度貯まるまでスロットは打たない方がいい」
こんな意見をネット上でよく見かけます。

はたして一概にそうと言い切れるでしょうか?

僕はこう考えます。

「高時給で立ち回れるのであれば、
 資金がゼロになってもまったく問題ない」

スロットの最大の強み「即金性」の高さは、
資金が少ないときにこそ効果を発揮します。

10万の資金を時給1000円のアルバイトで
30万に増えるまで待つぐらいなら、
10万を元手に勝負した方が効率的です。

資金量によって取れる期待値に差が生まれない
のがスロットが投資と大きな違うところです。

もし仮に資金ゼロになったとしも、
数万あればすぐに再チャレンジすることができます。

そもそもFXや株のように、
「退場」という概念が存在しません。

FXや株のように、資金管理が原因で
退場に追い込まれることはありません。

逆に資金がたくさんあるのであれば、
ある程度リスクを受け入れてでも、
FXや株・ビジネスなどに投資した方が
はるかに大きな期待値を取れます。
(もちろん勉強は必要です)

親の借金●千万をスロットで返済する知り合い

「資金が貯まるまでスロットは打たない方がいい」
という意見が出るのも十分に理解できます。

勝てる感覚を掴む前に資金がゼロになると、
精神的にやられる可能性も高いです。

でも資金管理の目的は
あくまで資金不足で退場を食らわないことです。

精神安定を目的にリスクを抑えましょう…
というのは資金管理とは言いません。
ただの非効率な立ち回りです。

それに、
「資金が少ない=立ち回りが上手くない」
という決めつけてしまうのも少し違うかと思います。

僕の知り合いに、家庭の事情で●千万という
膨大な借金を背負ってしまったスロッターがいます。

借金しているのだから、
資金はゼロどころか実質マイナスです。

でも彼はスロットの腕はプロ級。
大学時代だけで1000万近くの収支を上げました。

もし時給1000円のアルバイトだけやってたら、
学生で1000万なんて大金は絶対に稼げなかったでしょう。

結局は立ち回りや精神力の問題であって、
資金管理の問題ではないということです。

もちろん資金に余裕がない状態は不安です。
ブレずに正しい立ち回りを継続するのは
そう簡単なことではないと思います。

もしかしたら精神的にやられて
ギャンブル依存症になり、さらに借金…
と墜落していくリスクもあったかもしれません。

でもギリギリの崖っぷち状態で、
感情に流されず自己をコントロールし、
現実的な問題解決にフォーカスして結果を出す。

この経験は本人の血肉となって、
何ものにも代えがたい財産になるはずです。

もしかしたら将来スロット以外の世界でも
役立つ日が来るかもしれませんよね。

単なる結果論かもしれませんが、
本人にとってそれは「期待値」のある
経験だったのではないでしょうか。

大きなリスクを取ってこそ
大きな期待値を得ることができる。

これはお金以外にも当てはまる
普遍的な原理原則だと思います。

リスクを受け入れるかどうかは本人次第

スロットもギャンブル・投資である以上、
常にリスクは存在します。

大量の資金があっても全部貯金する人もいます。
借金をスロットで返済する人もいます。

人それぞれで良いと思います。

どんな状況でも、
そのリスクを受け入れるかどうかは
本人が覚悟して決めればいいことです。

ただスロットに関して言えば、
資金面のリスクはほぼ無視していいレベルで
低いと僕は思います。

25 件のコメント

  • こんにちは^^

    確かに期待地稼働の基準を間違えてなければ積み上げた期待値付近のキャッシュが溜まっていくわけですからね。

    ただスロットで稼いだキャッシュを管理する「資金管理能力」は必須だと思います。^^

    自分に甘い場合、手元にキャッシュがあると気持ちが大きくなって無駄遣いしてしまう場合がありますからね。(^^;

    • >>いためさん

      こんばんは!
      コメントありがとうございます^^

      言葉の定義の違いですね。
      「無駄遣いしてしまう」というのは資金管理能力がないというよりも、ただ生活がだらしないだけのような…(笑)
      FX・株などで使われる一般的な資金管理の内容は、余剰資金の範囲内で投下資金・損切ポイントを決めたり、通貨ペアや投資先でリスク分散すること。
      つまりFX・株の戦略に含まれるものであって、生活費の管理は含まれないのかな、と思いました。

  • 確かにスロットは資金管理能力というよりは立ち回りが全てなのかもしれませんね。
    少ない資金でスロットをするのは精神的によくないかもしれませんが逆に精神的に問題ないくらいの資金で立ち回りさえしっかりしていれば資金も安定してくるものだと思います。

  • そんなに甘くはないと思いますが。
    ブレない立ち回り=経験値を得るまでには相応の時間がかかります。
    期待値稼働の素人が生半可に手を出しても3分の2ほどは1ヶ月で退場するんじゃないですかね。

    • >>えんどさん

      おっしゃる通りですね。
      立ち回りができていなくて資金が尽きて退場するケースはいくらでもあると思います。
      ただ資金管理が原因で退場することはない、と言いたかったのです。

      「退場という概念が存在しない」
      はちょっと言い過ぎでしたね…

      コメントいただけたおかげで気付くことができました。
      ありがとうございます!

  • >>えんどさん

    わたしはFX専業で以前はスロットもやっていましたが、だくおさんの意見は概ね合っていると思いますよ。
    そんなに甘くないとおっしゃっていますが、立ち回りの経験値というのは、だくおさんがここで言っている資金管理能力とは論点がずれています。
    つまりそれは出来て当たり前のレベルの話なのです。
    実際だくおさんのようなブロガーさんが懇切丁寧に機種ごとの狙い目、ヤメ時を説明してくれてますよね。
    なにも難しいことはないと思います。
    スロットでの唯一最低限の資金管理を挙げるとすれば、天井到達までにかかるかもしれない投資額が手元に無いのに打ち出さない(笑)というくらいでは無いでしょうか。
    荒れる台で下ブレして元手が尽きる、といった場合でも時間効率的にはバイトなんかよりも優れていることをしていたので問題ありません。元手は再度バイトなりなんなりで稼げばいいだけです。
    ご理解頂けるか解りませんが、FXの場合スロットでいう「立ち回り」の部分に必然的に資金管理能力も含まれてくるので難易度が高くなるのです。

    • >>花形さん

      まさかFX専業の方からコメントいただけるとは…!
      分かりやすい解説ありがとうございます。

      天井到達までにかかるお金は間違いなく必要ですね(笑)

  • 勉強になりました。確かに自分が安定して稼げるようになって初めて期待値狙いの安定感や確実性を実感できました。それに結果の下ムラが他の投資に比べて低すぎますよね。最もリスクのない投資の一種とも言えるんでしょうね。何回資金ゼロになってもチャレンジできるというのは実感したことがない人にはわからないのかも知れませんが・・・

    • >>レッドさん

      「実感したことがない人にはわからない」のは分かるのですが、それにしてもみんな資金ゼロになるのを恐れすぎなんですよね。(もちろん生活費は除く)
      資金切れの心配がほぼなくなる金額(30万ぐらい?)を貯めてから打つより、数万貯まった時点でどんどんスロットに投資した方が明らかに効率的なのに…。

      ・30万が資金切れする確率
      ・5万×6回が資金切れする確率
      どちらも基本同じですし、小分けにしている後者の方が小資金で済む可能性が高いですからね。

  • それがもう通用しなくなりますね。
    期待値がとれない現状が去年の後半から一気に押し寄せましたね。
    スロットで生活できるのは今年で終わるでしょう。
    残る人はAタイプの設定狙いと必ず期待値がとれていた現状はもうなくなりますね。
    そうなると「スロットで勝つのに資金管理能力は必要ない」の議題すら必要なくなりますね。
    悲しいですね。

    • >>イエローさん

      地域にもよると思いますが、個人的には去年後半からライバルが一気に減ったおかげで逆に立ち回りやすくなりましたよ^^
      長期的に見ればイエローさんのおっしゃる通り、期待値は徐々に取りづらくなっていく可能性が極めて高いとは思いますが、業界が存続する限り稼ぐ手段がなくなることはないですね。

      • 「個人的には去年後半からライバルが一気に減ったおかげで逆に立ち回りやすくなりましたよ」
        これは今だけですよね。
        ライバルは減りましたし、新規のライバルも減りましたが、それ以上に打てる台の種類が減っています。
        現状、しっかりした期待値とれる台はミリゴ系とビンゴのみですね。
        また、期待値のとれる台は全て優先撤去リストに掲載されています。
        もって今年までですよね。
        導入台数の推移を見れば一目瞭然ですが、現在でさえ過半数は期待値のとれない新基準機です。
        立ち回りやすいというのは稼ぎやすいにイコールしてますでしょうか。

        「業界が存続する限り稼ぐ手段がなくなることはないですね。」
        もちろん手段があるのは間違いないですが、費用対効果の問題ではないでしょうか。
        期待値3000円のゾーン狙い100Gと期待値1500円の天井狙い残り700Gみたいなものですよね。
        後者の台が10台落ちていたら立ち回りやすいと思いますが、最高にいらない台ですよね。
        後者みたいな台ばかりなってきてますからね。
        パチンコなんてさらにキツイですよね。
        規制後の台は今年導入の台はボーダーも1〜2上がってる仕様ですし。

        お考えの手段を是非教えていただきたいです。

        • >>イエローさん

          前のコメント返信で
          「長期的に見れば期待値は徐々に取りづらくなっていく可能性が極めて高い」
          と書いている通り、僕もイエローさんの考えは概ね正しいと思います。

          ただ費用対効果が下がることと「スロットで勝つのに資金管理能力は必要ない」ことは別問題です。

  • 多分この記事が正しいと納得出来る人に向けられた言葉じゃないんでしょうね。資金のパンク=「期待値稼働の否定」に繋がるくらい自分の手法に確証がない人に向けて書かれているんじゃないと思いますね。
    流石にスロットでデモ検証する人なんていないでしょうし。

    • >>ねねこまさん

      まぁそうであろうことは薄々分かっているのですが…。
      少し乱暴な意見かもしれませんが、手法に確証が持てないようなレベルであれば、逆に1回資金パンクしてしまった方が本人のためだと思うんですよね。
      逆にもし間違った手法で勝ってしまったら自分の手法を「肯定」してしまうので。

      スロットでデモトレードはできないので、最初は低貸しにするか、もし周りに勝ってる人がいるなら代打ちで雇ってもらうのがベストですね。

  • 立ち回れる範囲のリセット事情を把握すればかなり拾えますね〜。ただ、当日は厳しいかな〜。ちょっとだけデータ機によって隠れる機種とかは全然拾えます。マクロス、花慶とか。演出当日、ゲーム数〜依存とか、地獄少女、ゴッドイーター。ダブル天井や低めに期待値出てる台とか、希望、凱旋。 スキはありますね。

  • ちゃんとした立ち回りができることが前提で話すなら仰るとおりだと思います。

    ですので元金を多くしてから挑むべき人は期待値稼働自体ができてない人ではないかと
    これまで期待値稼働をしてない人が元金が少ないと精神面で失敗するんじゃないでしょうか?
    パンクしないようボーダー上げすぎてバイト以下の時給になったり
    ゾーン狙いはしない
    GODやビンゴなどの荒い台は打たない
    等々

    ただ本音を言わせてもらうなら
    もし資金が少ないだけで立ち回りがブレるようなメンタル弱い人なら
    真面目に働いたほうがいいきはしますw

    • >>エルさん

      >これまで期待値稼働をしてない人が元金が少ないと精神面で失敗するんじゃないでしょうか?
      そういうケースはもちろんありますね!
      手法に確信が持てない人は、最初は低貸しが細々やるのが良いと思います。

  • おそらくそれって実践者からすれば当たり前の事なんでしょうね。
    私は1年半で700万以上稼いで500万位貯金しましたが、10万クラスのマイナス、実質期待値20万レベルの下ぶれは1回あったかどうかです。
    まぁ、ハイエナオンリーなら割りの良い空き缶拾いみたいなもんですからねw

    • >>がんもさん

      1年半で700万稼いで期待値20万の下振れ…
      たぶんかなり運がいい方だと思いますよ^^

      「最近の機種は荒い」って常に言われてますが、それでも天井狙いの安定性は群を抜いてますね。

  • 「スロットの資金」と、「月の生活費」は別に分けるべきですね、、。
    (本記事の”彼”は多分そうしていたと思いますw)

    資金の10万に生活費も含まれるとなると、
    1台1台神経をすり減らして打つ事になるので((+_+))

    1台1台のマイナスが死神が歩み寄ってくるようで、
    精神的に追い詰められそうですw

    精神安定のための目的に資金集めは良くないですが、
    期待値を追い求める適切な状態(10万分のスロットだけ資金)を目指すのは悪い事ではないかな~?と思いました。
    最低でも月収入-生活費=0の状態には持っておきたいところだと思います。

    具体的には、
    総貯金7万円
    月収入(バイト12万円)
    生活費(9万円)
    という状態ならスロットGO!

    総貯金15万円
    月収入(バイトヤメ)
    スロット収入?
    生活費(9万円)
    という状態ならバイト辞めない。or探す。
    みたいな感じですかね。

    • >>ぽのくん

      久しぶり!

      >「スロットの資金」と、「月の生活費」は別に分けるべき
      これはその通りで、スロットの資金がゼロになった時点で何らかの対策は必要だと思う。
      バイトするなり、代打ちで雇ってもらうなり。

      極端な話、立ち回りができる人なら借金して打っても問題ないかと。
      (これ言うと荒れそうなので記事内では言わなかったけど)

      消費者金融から10万借金しても一ヶ月後に返せば利息は1500円ぐらい。
      本記事の”彼”なら一ヶ月以内に余裕で返せるはずだし、バイトで10万貯めるのなんかより遥かに効率的でしょう。

      資金貯めるのが悪いという意味ではなく、効率だけ考えたらこういうやり方もアリだと個人的には思う。
      当事者じゃない人間の無責任な意見なのかもしれないけど…。

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