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押忍!番長3のベル確率や設定判別における着目点についてまとめました。
設定6狙いで番長3を打たれる方は「ベル比率判別」が絶対におすすめ!
共通ベルA/B/Cを別々にカウントするべきかについても、数値化して検証しています。
共通ベルA/B/Cの比率
番長3の共通ベルにはA/B/Cの3種類が存在し、それぞれの停止型と出現率は以下の通り。
設定 |
共通 ベルA |
共通 ベルB |
共通 ベルC |
合算 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/52.85 | 1/103.37 | 1/152.41 | 1/28.44 |
2 | ||||
3 | ||||
4 | 1/49.65 | 1/97.81 | 1/139.44 | 1/26.64 |
5 | 1/52.85 | 1/103.37 | 1/152.41 | 1/28.44 |
6 | 1/45.83 | 1/91.53 | 1/123.65 | 1/24.49 |
画像引用元:パチストPGQ
そして上記確率から共通ベルA/B/Cの比率を計算したのがこちら。
設定 |
共通 ベルA |
共通 ベルB |
共通 ベルC |
---|---|---|---|
1 | 53.82% | 27.52% | 18.66% |
2 | |||
3 | |||
4 | 53.66% | 27.24% | 19.11% |
5 | 53.82% | 27.52% | 18.66% |
6 | 53.44% | 26.76% | 19.81% |
ご覧の通り、設定4・6は共通ベルCの比率が若干高くなりますが、設定6でも1.25%程度の差しかありません。
ART中の共通ベルをA/B/Cに分けてカウントするのもまったくの無意味ではないですが、共通ベル合算で見ても特に問題ないレベルだと思います。
共通ベルB/Cは通常時でも停止型で見抜けるので、毎ゲームある程度正確な目押しが必要になりますが、設定判別に使うこともできます。
ちなみに押し順ベル時にも左リール上段にBARが停止する場合がありますが、おそらく4コマすべり限定です。
BARを枠上2コマの範囲内に狙っていれば止まることはありません。
ART中押し順ベルはカウントするべきか
結論から言うと、ART中の押し順ベルは絶対にカウントするべきです。
1/4.68~1/4.81とパッと見はたいした差がないように見えるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
共通ベル・押し順ベルの合算確率は約1/4.02でほぼ全設定共通なので、押し順ベルも共通ベルと逆方向に対して同レベルの設定差があると考えるべきです。
(設定4のみ約1/3.98とズレますが、押し順ベル確率の解析が若干違っているのではと個人的には疑っています)
もし仮にARTをオールリプレイで駆け抜けた場合、共通ベル確率のみで見ると低設定示唆と考えられなくもないですが、これは誤解です。
実際は押し順ベルを引けていないという高設定示唆と帳消しになるので±ゼロ、「何も参考にならない」が数学的には正解です。
このような誤解を防ぎつつ、さらに設定判別精度を高めるのに有効なのが、押し順ベル・共通ベルをセットでカウントすることです。
押し順ベル・共通ベル比率判別がベスト
ベル合算確率がほぼ全設定共通ということは、真に着目すべきポイントはベル合計回数に対する共通ベルの出現割合です。
式にすると以下の通り。
共通ベル回数/(押し順ベル回数+共通ベル回数)
設定差を数値化するとこのようになります。
設定 | 共通ベル回数/ベル合計回数 |
---|---|
1 | 1/7.078 |
2 | 1/7.078 |
3 | 1/7.078 |
4 | 1/6.692 |
5 | 1/7.078 |
6 | 1/6.092 |
これがいわゆるベル比率判別です。
(押し順ベル・共通ベルの比率そのものを見る考え方もありますが、上記の式の方がより正確です)
ART中のゲーム数をカウントする手間も省けますし、数学的にも間違いのない理にかなった設定判別方法であることは保証します。
僕も比率判別を取り入れてから、ART消化が格段に楽になりました^^
その分は周りの台の状況確認などに意識を避けるので、立ち回りでもメリットしかありません。
正直言って番長3で設定狙いするなら「やらないと損」なレベルです。
以下記事で公開している設定判別ツールはベル比率にも対応しているので、是非活用してみてください!
共通ベル回数/(押し順ベル回数+共通ベル回数)
で出た答えが0.◯◯ってでるのでここから分数の仕方を教えてもらえませんか?
例 共通ベル10 押し順ベル46
10÷56=0.17
ここから
1/7.07~1/6.09を照らし合わせるのにやり方を…
バカですみません。
ご質問ありがとうございます。
56÷10=5.6で分母が出ます。
この記事にもリンクを貼っている設定判別ツールに入力すると、自動計算されますよ^^
⇒番長3 設定判別ツール
分かりやすい解説ありがとうございました!
番長良く打つので活用させていただきます!
こちらの比率判別ですが、ART当選の準備中の1G目からカウントを開始しても良いのでしょうか?
それとも、一度何らかのナビが出てからのカウントの方が確実でしょうか?
ART準備中は常にベルナビが発生する状態なので、1G目からカウントして大丈夫ですよ~
お礼遅くなり申し訳ございません。
とても参考になりました!
だくお様制作の設定判別ツール、これからも愛用させていただきます。
この度はご返信ありがとうございました。
実践は、どれくらいされてますな?
100時間ぐらいです。
[…] “ベル比率”はパチスロ見える化様の算出方法を ご紹介させて頂くと、 […]
[…] “ベル比率”はパチスロ見える化様の算出方法を ご紹介させて頂くと、 […]
(押し順ベル・共通ベルの比率そのものを見る考え方もありますが、上記の式の方がより正確です)
これ、単純に押し順ベル÷共通ベルで良いと思うんですが。
だくおさん推奨の計算方法のほうが正確である理由を教えていただけませんか?
初コメなのにこんなこと聞いて申し訳ございません。
ご質問ありがとうございます!
比率はそもそも確率じゃないからですね。
確率ベースで見る通常の判別要素だと、1サンプル取得ごとに分母は必ず1回加算されますが、比率だと分母・分子いずれか片方しか1回加算されません。
【例】
ベル確率「1/5」からベル1回引くと「2/6」=「1/3」になるのに対し、
比率「1/5」から分子対応役を1回引くと「2/5」=「1/2.5」になる
このように後者の方が数値が荒れやすくなるので、比率を確率と同じ感覚で扱うと感覚が狂いやすいし、確率と同じ計算式で設定判別ツールに組み込んだりすると間違った答えを出してしまいます。
長期出張で返信が遅れてしまいました。申し訳ございません。
質問の仕方が悪かったかもしれません。。
私の聞きたかったことはそうではなくてですね…
【例】
共通ベル200回、押し順ベル1000回の場合
私の計算方法では200÷1000=1/5ですが、だくおさんの推奨計算方法だと200÷1200=1/6ですよね?
(違ってたらごめんなさい)
サンプルがどんな数値になったとしても、前者と後者で分母に1の差しか出ないので、ベルを足す必要が無いのではないかと思います。
上の方と同じような質問なんですが…
先日ベル比率判別をしていたところ、知人に「分母の数字は押し順ベルを合計しても意味ない」って言われました。
確かに、他のサイトで紹介されてる計算方法はどこも一緒で[共通ベル/押し順ベル]で、
設定1235は1/6.08、設定4は1/5.69、設定6は1/5.09となっていて、だくおさんの数値と1しか違いがありません。
それでもだくおさんのサイトの数値の方が正確だと言う理由があるのでしょうか?
知人に頭ごなしに否定されたので、悔しくて自分なりに考えたのですが答えが出ませんでした。
そもそも分母1しか違いがないから同じというのが間違いです。
「1/6~1/5」と「1/7~1/6」はたしかに分母1しか違いがありませんが、両者は同じ設定差ではありません。
前者の方が設定差が大きいです。
%表記に直すと分かりやすいかもしれませんね。
「1/6~1/5」=「16.7%~20%」
→3.3%の設定差
「1/7~1/6」=「14.3%~16.7%」
→2.4%の設定差
なぜ分母に1を足すかというと、分母=試行回数とするのが出現率を計測する際の大前提だからです。
信じられないけど!ベル天井は64ですね?
こちらは初めて見たがなんとベル天井は77!あり得ない?1487回転でベル天井が77で当たりましたが15連で終わり…枚数が少ない…1498枚…これはどうしますか?